蓬莱

徐福という人物をご存知だろうか?
またまた中国の話で恐縮なのだが、秦の始皇帝時代、不老不死を求めた始皇帝がその秘薬を求めるという目的で、徐福という法師に船と人員・金銀財宝を与えて旅立たせたという話がある。

この小説は、「蓬莱」というシュミレーションゲームを軸に話が展開していくのだが、このゲームが本当にプレイしてみたいと思うほどリアルに描かれており、そのゲームを開発した会社の社長がトラブルに巻き込まれる事から話が始まる。
しかし、ゲーム小説ではなく、どちらかというとハードボイルドと、架空歴史小説のトッピングを施されたミステリという感じだ。

劇中(小説中だね)に登場する蓬莱というゲーム。
実際こんなゲームがあったとしたらどっぷりとはまってしまうだろうと思わせるほどの描写と、主人公(ゲーム開発会社の社長)と部下、警察の担当者そしてとあるバーのバーテン。
登場人物から感じる呼吸。

この作家の小説はこの一本しか読んでいませんが、大変な実力をもった作家さんだと思います。

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