消費者金融とマスコミ

自分たちの子供達が成長し、社会を担うようになった時、とても不安に思うことがあります。
その一つがいじめ問題であり、衝動的殺人事件の増加であり、消費者金融のコマーシャルの垂れ流しです。
僕が子供の頃、消費者金融(サラ金と呼ばれていました)を使った事による人生崩壊、生活破綻が大問題として連日取り上げられた時期がありました。
子供心にも「サラ金でお金を借りたら大変な事になる」と思ったものです。
ところが、現在はどうでしょう?テレビで消費者金融のコマーシャルを見ない日はありません。必ずその最後には、「ご利用は計画的に」という決まり文句が流れます。
計画的な金銭感覚を持った人間なら消費者金融から金を借りる事はないのに。
そのようなコマーシャルを流す一方で、マスコミは消費者金融の強引な取立てを雀のように騒ぎ立て報道しています。矛盾以外の何者でもありません。
どこかの新聞社の大幹部が「プロスポーツのスポンサーに消費者金融がなるのはけしからん」という趣旨の発言をしていた記憶がありますが、系列のテレビ局ではしっかり消費者金融のコマーシャルを流しています。
テレビコマーシャルには潜在意識に働きかける力(刷り込み)があると僕は考えています。
望まなくてもそのようなコマーシャルを連日見る子供たち。彼らが道を踏み外さないように守る事が出来るのは私達親だけなのかもしれません。

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コメント

  1. yuichi より:

    子供を持たない僕でもそのような危惧は抱きますね。

    僕もサラ金に手出したらヤバイと言う認識の世代ですが、それ以外でも子供の頃に様々な危機感を植えつけられる出来事や教えがあったものです。

    でも、今は事件など悪い結果が現実にならないと具体的に知る機会が少ないですよね。
    現実なってもマスコミの手や一部の危機感の薄い人達によって、時として見えなくされてしまっていると・・・

  2. 山品 より:

    マスコミやスポーツ・チームのスポンサー問題以上に、グレーゾーン金利のことを国会で直ぐに正せる法改正が出来ないことにも疑問を感じます。
    そうかと思うと消費者金融が利用者に団体生命保険を掛けていた問題をじっくり議論がされないまま、業界が自粛してしまうことにも疑問が沸きます。追い詰められて自殺なんて問題は、勿論あるものの、借金を残して死なれた家族にとっては、そういう制度により「ちゃら」にしてくれることは、ありがたいことなのでしょうからね・・・。
    何にしても今の世の中、少し?のこと多いですよね。

  3. 管理人 より:

    >yuichiさん

    やはり子供の頃の感覚というのは非常に大事なものだと思うのですよ。
    だから今のこの状況に危惧を抱いてしまうのです。

    >山品さん

    企業努力の結果が今の状況なのでしょうね。
    それを抵抗せず受け入れるマスコミがどうしようもなくだらしなく思えるのです。
    正直自分は政治に対しては何の期待も持っていません。と書くと過激すぎますかね?